ビジネス実務法務検定(ビジ法)〜法学部資格ガイド
ビジネス実務法務検定は、仕事に役立つ法律の資格です。
簿記の資格をやっている、東京商工会議所というところが資格を開催しています。
名前の通り、ビジネスに関する法律なので、法学部生だと、将来、一般企業に就職したいという人や、企業法務を目指したいという人に、ビジ法はお勧めの資格ということになるでしょう。
ビジ法の難易度は?
ビジネス実務法務検定は、3級・2級、1級の順に難易度設定されています。
3級
簡単です。法学部で勉強をちゃんとしている人なら、+αで自己学習する程度で通ると思います。ビジ法は国家資格ではないので、3級レベルならすごい簡単に設定されていますね。
2級
まずまずといったところです。3級に比べて難易度はもちろん増しています。ある程度の勉強が必要になってきますが、ちゃんと勉強している法学部生なら、頑張れば何とか受かるレベルだと思います。
1級
ビジ法の1級はめっちゃ難しいです。優秀な法学部生でも普通に落ちます。1級に合格できるなら、一般の企業で実務をできるレベルと、公式ではなっています。合格率も低く、行政書士や、社労士と同じくらい難しいかもしれません。
☆参考にビジ法の、合格率を貼っておきます。
ビジ法の実情は?
ビジ法は、資格の歴史が比較的新しく、知名度が低いのが欠点のようです。ビジ法を知らない人だと、あまり評価の対象にならないかもしれません。
また、3級レベルだと、簡単すぎるので、2級レベル以上が実質の評価ラインになってくると思います。
ただ、3級に受からないレベルだと、まず2級に受かるのは無理なので、最初は3級から入ることをお勧めします。
ビジ法・受験資格
だれでも受けることができます。もちろん法学部生以外の一般の方もいます。
ビジ法・試験概要
ビジ法の試験科目は、はっきり特定できません。民法や、会社法、独禁法などいろいろなビジネスに関する法律が出ます。公式の問題集を買って自分で確かめるしかないでしょう。
ただ、法学部で勉強している知識がテストで役立つことが結構あるので、普段の勉強をしっかりしておくと良いと思いますよ。
3級
→基礎的な法律が出ます。マークシート式なので、そこまで試験の難易度は高くありません。
2級
→問題がやや長くなり、選択肢も多くなって、けっこう難しくなります。
1級
→ビジ法の1級は、すべて記述式です。論文対策をする必要がありかなり難しいです。普段の法学部でのテストが役に立ちますね。
※ちなみに、1級に届かなくても、ある程度の点を取った人は、準1級がの称号が与えられるようです。また、3級と2級を同時に受験することも出来ます。